今年のパリ〜ルーべ女子にてお披露目がされましたTREKの新型DOMANE シリーズのカーボンモデル。このご時世にしては珍しくは発表からすぐに入荷してくれました。通算4回目のフルモデルチェンジとなるDOMANE。Trek-Segafredoと共同開発され、約300グラム軽量化を果たしたエンデュランスモデルの雄を見ていきたいと思います。

TREK DOMANE SL 5 GEN 4

メーカー希望小売価格 ¥525,690(税込)

(店頭価格はお問い合わせください)

まずはハンドル周り。ステアリングコラムの後ろからではなく、EMONDAと同じようにコラム前方から内装する方式へと変化しています。これによって全体がより引き締まった印象を受けますね。ワイヤーの露出が少しでも減ることによってDOMANE史上最速のエアロ効果も獲得しました。

ワイヤー類はベアリングの中を通る方式となったことで整備性は落ちてしまいましたが、もともと年に一度弄るかどうかという箇所なので整備についてはお任せいただければと思います。

DOMANEといえばやはりISO SPEED。今作では大幅に見直しをかけ、フロントのISO SPEEDは省略しリアのみの搭載となっています。リアのユニットも小型化とし、あまり使われていなかった調整機構もオミット、十分な衝撃吸収性能を有しながら300グラムの軽量化へと貢献しています。

トレックのお家芸、フレーム内装ストレージももちろん続投です。やはり人気だったのか、こちらは大きな変更なく搭載されています。

この内装ストレージは専用工具やスペアチューブを入れておけるため、サドルバッグやツールボトルを別で用意する必要がなくなり

サドルバッグの運動性能への影響はやはり大きいですし、ツールボトルがなければ夏場でもダブルボトルを装備しやすくなります。デメリット言えば重量増加ぐらいですが、よほどのレース志向な方でなければメリットのほうが大きいと思われます。

こちらのSLグレードは拡張性も高く設計されています。トップチューブバッグをボルトオンできるダボ穴に取り外し可能なフェンダーブリッジ、タイヤクリアランスも38Cとグラベルも走れるほどのクリアランスを有しています。

フェンダーやバッグマウント、大きなタイヤクリアランスはブルべライダー等だけではなく、一般ライダーにこそ恩恵を与えてくれることでしょう。

タイヤは最初から32Cのチューブレスを装備しています。シーラントもチューブレスバルブもついてきているので追加費用なしでチューブレスタイヤを楽しめますよ。

チューブは付属しませんのでクリンチャーで運用したい方は別途お買い上げいただく必要がありますが、せっかく一通りそろっているのでクリンチャー派の人も一度チューブレスをお試しあれ。きっと乗り心地と転がりの良さの虜となるでしょう。

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